担当している主な業務
小笠原:私たちが担当しているのは、保守業務と言っているのですけど、PCの出張修理ですね。 メーカー様から依頼を受けて、ユーザー様先へ訪問してご使用されているPCの修理を行っています。
どのような依頼が多いですか
小笠原:電源が入らない、モニターが映らない、またキーボードのキートップが外れてしまったりなどの目に見えるところから、一部のソフトを使うとブルースクリーンが出てしまうなどソフト的な部分などですね。 PCのトラブルって色々なことが起こりますけど、やはり一番多いのは電源やモニターのトラブルですね。
主な作業の流れ
戸田:ケースにもよりますが、まずご依頼のあったユーザー様先へ訪問して、事前にいただいている情報を確認します。
それから対象端末の診断、これはメーカーから提供されている診断ツールを使うのですけど、そこでパーツにエラーが出てれば該当するパーツの交換をして、交換後に再度診断を行って問題がなければお客様にご説明と報告書を作成して終了というかたちです。
事前情報をもとに予測を立てて準備して行きますので、だいたいの場合はその日の訪問で完了します。
仕事の難しさを感じるとき
蝦名:やり直しがきかない作業ですので、配線とかパーツを外すときの力加減とか、ユーザー様のPCを壊してはいけませんから、細かいところまで神経を使いますし、慎重さを要する作業なのでその辺が難しいところですね。
最初の頃は力加減がわからなくて苦労しました(笑)
そして、基本的にユーザー様のところには一人で行きますので、ユーザー様への応対、コミュニケーション力も求められます。
WPCの強み、特長
小笠原:スタッフ同士の横のつながりが強いですね。
現場に行くときは一人ですけど、お互いが相談しやすい環境を作っているので、何かわからないことがあっても、質問すれば誰かしら答えてくれるのでそういったところの安心感がありますね。
それぞれ時間もバラバラなので、特にミーティングの時間を持っているわけではないのですけど、帰社してからの空き時間に顔を合わせたら「今日こういうことがあったんだけどどう思う?」などと情報や問題を共有しています。
戸田:小笠原さんがお話されたように、横のつながりが強いというのは私も入社時に感じましたし、困ったときに聞きやすい環境があるのはとてもありがたいですね。
先輩方はたくさんのシリーズや機種を扱っているので、症状の傾向とか機種それぞれの情報を色々と教えてくださいます。おかげでユーザー様に説明するときも実際に作業するときもスムーズに行うことができています。
やりがい
小笠原:普段入れないようなビルやオフィスに行くことがあるので、色々珍しいものを見ることができるのは楽しいですね。
やりがいとしては、感謝されることが多い仕事なので、「すぐ来てくれて助かりました!」みたいに言われるとやはり嬉しいですね。
戸田:私はPCの知識がついたことですね。
パーツの名称や構成もわかるようになりましたので、例えば自分のPCもサッと分解清掃できるようになりましたし、そういった新しい知識や技術が習得できるのがやりがいにつながっています。
蝦名:前職で接客をやっているときもそうでしたけど、ユーザー様から「ありがとう」と言われるのが一番のやりがいだと思います。
あと、戸田さんも言いましたけど、新しい知識が増えるのは楽しいですし、それもこの仕事のやりがいのひとつですね。
WPCってどんな“チーム”ですか?
小笠原:社長がパワフル(笑)
戸田:普通は社長の動きって一般社員から見えづらいと思うんですけど、とても距離が近いんですよ。
一人ひとりに気を配っていただいて、逆に申し訳ないくらいです。
蝦名:本当パワフルだなぁって思います。
やる気に満ち溢れている人ですね。一人で会社を起こしてここまで成長させる。それだけでもすごいなと尊敬してます。
戸田:働く環境としては、ある程度裁量を任せていただいているので自由なんですが、でも皆ちゃんとするところはちゃんとして、メリハリを持って業務にあたっている感じですね。
先ほどの話にもあったように横には聞きやすい先輩方がいて、変にかしこまったりすることもないですし、働きやすさを感じています。
今後の抱負
蝦名:修理の技術をもっと深めたいなと。
ゆくゆくは後輩も入って来ると思うので、今度は自分がしっかり知識と技術を持って教えてあげられるようになりたいと思います。
小笠原:私の上の先輩との間がキャリア的にも技術的にもだいぶ開きがあるので、ここが谷間にならないよう頑張って追いついて行きたいと思います。
戸田:対応できる幅を増やしたいですね。
この仕事に就くに当たり「CompTIA A+」という資格を取ったのですけど、今後も別の資格も視野に入れて勉強していきたいと思っています。