高い技術を要する修理案件、膨大な数のPCキッティング
厳しい作業規定のなかでの設定作業など
難易度の高い案件を解決してきたWPC「奮戦の記録」
政府関連施設のPC総入れ替え!
上流工程との連携、厳しいルール制限下での作業、
ミスの許されない状況のなか、
WPCチームの戦いが始まる!
政府関連施設内のすべてのPCの入替えとケーブルの設置
旧端末、ケーブルの撤去とデータ消去
施設内のすべてのPCの入替えと、ケーブルの設置、旧PC・ケーブルの撤去とデータ消去という案件。
具体的には、1部屋に2種のPC計4台、プリンター1台、WiFiルーター1台を指定された手順書に従って設置、設定。
工期は約3ヶ月。先に施設内の会議室にキッティングの作業ルームを設置して事前設定の後に、各部屋での現地設定作業を行います。
膨大な物量とともに、スキルと応対マナーができているスタッフを
集めることが課題
物量もさることながら、政府関連施設というある種特殊な場所での作業となるため、PCの技術はもちろんのことクレームにならないよう応対マナーなどもしっかりしたスタッフを50名集めることが一番の課題でした。
また、各部屋での設定作業は、セキュリティ上利用されているお客様に見られながらの作業になるため、ミスが許されない緊張感と精神的に負担のかかる作業になります。
バランスの取れたチーム編成がカギ
100ページにもおよぶ手順書に従ってのミスの許されない作業
■チーム編成
本案件を成功させるためのファクターとして、チーム編成がありました。
前述のようにPCスキルだけでなく、応対マナーが求めれる現場のため、チーム毎のバランスや組み合わせ熟慮し、事前教育もしっかりと行いました。
■事前設定
最初の1ヶ月は事前設定。
事前設定班15名が会議室に作られたキッティングルームで新PCの設定作業を黙々と行っていきました。設定した端末がある程度揃ってきた2ヶ月目、3ヶ月目で設置班が5名1チームで順次、各部屋での入れ替え作業が開始できる状態となります。
■入替え変え作業
最盛期は同時間に10チームほどが動くことになります。
入替え作業は、先に旧PCからメールデータのほか、写真データやハガキデータなどを移行。その後、ケーブルを新設して新PCに入替える流れですが、約100ページにもおよぶ非常に細かい手順書に従ってミスなく作業しなければならないため、1端末の作業を終えるのに約2時間から2時間半ほどかかります。
また、扱うデータのセキュリティ上、利用されているお客様立ち会いのもと作業をするため、集中力と忍耐力が求められる作業です。
WiFiルーターの設定と動作確認を行い設定作業終了。撤去した旧PCは確実なデータ消去作業を行います。
大きなトラブルもなく、無事に予定期間内で全作業を終えることができました。